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国境にはたくさんのイラン人がいて、なかなか通れない。トルコ側の受付所には、これでもかと言わんばかりにセクシーねーちゃんのポスターなどが貼ってあり、イラン人達はそれを食い入るように見つめている。なかなか笑える光景だが、気がつくと僕も食い入るように見つめていたりする。 ノアの箱船が漂着したと言われるアララト山が見える。富士山そっくりでとても綺麗。 しばらく走って、宿に到着。山田さんたちとさっそくめしを食いに行く。トルコのめしはかなりうまい。が、量が少なく高い。 |
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山田さん、マイケル、僕の三人でそばの山の上にあるイシャクパシャサライという城を見に行く。5キロくらい離れていたが歩いていくことに。途中子供の集団と遭遇し、子供達と遊びながら山を登る。子供達はガキ大将に従って同じ行動をとったりするのでおもしろい。なんか、自分にもおぼえがあるなぁと思う。
しばらく城を見て回ってから街に戻る。僕は地図を探してあちこちうろつきまわった。本屋はあっても地図はみつからない。そのへんにいたトルコ人の男にどこかに地図はないかと聞いてみたところ、「待ってろ」といいどこかに走り去る。しばらくすると、地図を持ってきてくれる。どうやらどの家庭にも無料で配られる地図のようだ。日本で言うと、カレンダー付き地図みたいなもの。かなりしっかりしたトルコ全図の地図で、普通に買えば千円はしそう。それをタダでもらえた。ありがたい。 |
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宿を出て先に進む。道は悪くパキスタン並。 食堂でめしを食う。やはり高い。もそもそとめしを食っていると、デブオヤジがやってきて店主となにか話している。そしてビデオを見始めるが、これが無修正のエロビデオ。エロビデオはいいが、食事中にエグいのを見せられるとなんだか気持ち悪くなってしまう。 |
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向かい風がきつい。 |
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めしが高いので自炊をはじめた。マカロニとジャガイモ、トマトなどを一緒に茹でてたべる。うまい。 道路工事中の労働者にさそわれて昼飯。 |
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戦車が道を走ってるのを目撃。時速40キロくらいだ。砲身を後ろ向きにして疾走している。そういえばこのあたりは民族問題でいろいろ揉めていて、大使館からは渡航自粛か何かが出ていた。 トルコのガキ共はやたらと金くれ金くれとうるさい。イランよりも生活水準は高いはずだが、子供の意地汚さはどの国でもたいして変わりないということか。 イランではほとんど見なかったうんこタワー(メロンパン型に固めた家畜の糞を円錐状に積み上げてつくる塔)がここトルコで復活した。しかもトルコのうんこタワーはインドよりもすごい。高さが違う。直径が違う。そして、メロンパン型に固めたうんこで塀を作っている。長さ10メートル以上、高さ2メートルほどだ。これでうんこタワーや謎の小屋を囲っている。ネパールの青空トイレ、パキスタン・イランのうんこハウスに続き、ついにうんこ塀が登場した。うんこを利用した作品としてはもっとも大規模で迫力がある。あれだけの量のうんこを一度に目に収めたのは生まれてはじめてではないだろうか。 道路のアップダウンがなかなかきびしい。 |
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道が悪くアップダウンがきびしい。 夕方雨が降ってきたのでカッパを着ようとしていたら、そばの鉄道管理小屋から男が出てきてこっちへこいという。 |
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雨が降ったりやんだり。ゴアテックスの雨具はかなり高機能で、着たまま走っているといつの間にか服が乾いている。2万円もするだけのことはある。 |
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今日も雨。その上チェーンがはずれたりパンクしたり。ついていない。 |
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6/15 上り下りが連続し、つらい。道も悪く石畳のところがある。イランでは長い距離のぼったあと長い距離下るという感じだったが、トルコでは小刻みにアップダウンを繰り返すようだ。(写真はわりとまともな地形) 夕方、作りかけのガソリンスタンドを発見。軒下で寝ようとしていると、あやしいじじいがあらわれる。上に来いと言われる。 |
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6/16 出発しようとすると、じじいが金をよこせと言ってくる。千円くらい要求してくる。アホらしいので適当にごまかしダッシュで逃げる。じじいは後ろでギャーギャーわめいていた。 |
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6/17〜6/19 ひたすら雨とアップダウンに悩まされる。パンクもする。もうかんべんしてくれと叫びたい。 いつもはマカロニとスパゲティを作っていたが、米を買ったのでたきこみごはんに挑戦。トマトやじゃがいもやピーマンを刻んだものを米と一緒にたく。なかなかうまいが、いつも食ってるスパゲティと同じ味だ。まぁ具が一緒だからあたりまえか。 |
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6/20 木陰で休憩しめしを食っていると、トルコ人ファミリーがあらわれ敷物をしいてめしを食い始めた。僕も呼ばれたので一緒にめしを食う。 メーターを盗られた!! 親子が熱心に自転車を見ていると思ったら、メーターをパクってたのか!! めちゃくちゃ腹が立つ。まわりの樹をパンチしたりキックしたりして暴れる。どうせやつらが持っていったって使えないのに。悔しくてたまらない。インド人でさえ盗まなかったのに、まさかトルコでこそ泥が出るとは。 |
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6/21 腕に包帯を巻いているせいか、みんな妙にやさしい。食堂やガソリンスタンドに立ち寄るとたいていおごってくれる。ありがたい。 トルコの首都アンカラに到着。大使館に用があるのでとりあえず宿を探す。地球の歩き方で4ドルほどと紹介されていた宿が倍の値段だった。しかたないので別の宿を探す。 |
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6/22〜6/25 名古屋の人はなかなかの強者ツーリストで、もう3年くらいずっと旅を続けているという。金・パスポートも全部盗られたことがあったそうだ。他にもものすごい強者っぷりをあちこちで披露しているらしい。それを自慢げに話すのではなく、とぼけた口調でおもしろおかしく語るので嫌味がない。 大使館に行くと、イランで家族に頼んでおいた手紙が届いていた。中にはビリージョエルとリックスプリングフィールドのテープが入っている。 |
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6/26〜6/29 アンカラを出る。 大きな峠もあり、がんばって進む。 |
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6/30〜7/21 イスタンブールに到着。コンヤリという日本人宿に泊まる。部屋があいてないので、中庭に泊まる。 アンカラ・イスタンブールはそれはもうたいした都会で、日本の地方都市とかわりがない。何でも買えるし物価も高い。ただ、そこそこ安いものも見つかる。街角には音楽テープを売っている店があり、800円くらいで買うことが出来る。アイアンメイデン、サヴァタージ、マノウォー、レイジ、マイケルキスクなどを購入。気がつけば、自転車のバッグの中には20本のテープが並んでいた。 イスタンブールでは、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリーのビザをとらなければならない。しかし、ハンガリー大使館にいったところ、日本人はビザ無しでOKだそうだ。 イスタンブールではいろんな旅行者にあった。 チカねえと河村さんと僕。
他にもインド、パキスタンであった山口さん、アンカラであった名古屋の人と再会。世界一周中のサイクリストとも会う。 七月なかばからは大学生が増えた。最初のうちは全然話が合わなかったり無視されたりして少々寂しかったが、小汚い格好で中庭に何日も泊まってるやつなんて怪しくて話したくなかったんだろう。 アンカラで出会った名古屋の人「ムラさん」(エロ話の最中に「いつもムラムラしているからムラさん」とあだ名がついた)は、3年も長期旅行しているわりには誰とでも仲良くなれるようで、斧をもったじじいに追っかけられたりイランで3ヶ月生活したりと妙な体験談を披露していた。斧じじいとその家族に袋叩きにされた時、暴漢撃退用のスプレーを落としたらしいが、それを家族は拾っていたらしく、次の日顔と頭を腫らせていたという話はおもしろかった。どうやらヘアスプレーか何かと間違ってとうがらし入りの痴漢撃退スプレーを使ってしまったらしい。 僕は大学生の子達とけっこう気があったが、インド方面からきた長期バックパッカーたちは大学生たちとはあまり仲良くなれないようだった。 宿では、チカねぇ、青年海外協力隊に参加したあとイギリス留学中の河村さん、テレビ番組を作る仕事をしていてオフの時には海外でノンビリするナルミさん、アジア方面からきた精力的な旅行者寺井さんなどと仲良くなり、この4人がつかのまの宿のヌシのような感じになった。 宿のみんなに、アンカラで受け取った母からの手紙にあった猟奇殺人の話をすると、「あぁ、あれね、犯人は14歳の少年だったんだよね」と言われる。 やがて、チカねえや寺井さん達も去り、長期滞在者は僕だけになった。そろそろ動かなければならない。 |
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7/22 出発。 3週間のだらけた生活でかなり体力が落ちたらしく、危なっかしくふらふらと進む。 |
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7/23 チェコ人のサイクリストと会う。2人組の青年。言葉があまり通じないが、東欧諸国の情報を聞く。 |
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7/24 朝飯もたっぷり食わせてもらい宿舎を出る。 夕方、使っていないロカンタがあったのでそこに入り込んで寝ることにする。 |