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10/2 のぼりが続く。途中で休憩しているとフランス人サイクリストが通りかかる。フランス訛の英語で話しかけてくる。フランス人とまともに会話するなんて意外だ。彼にこれまでの旅の話をするとたいそう驚いていた。同じサイクリストに驚かれるとちょっと気分がいい。そのへんの人に驚かれても「ほんとにわかってんのかコイツ」という気になるが。 峠のてっぺんで昼飯を食う。荒涼とした景色を眺めながら食うめしはうまい。 旅行中の2人の婦人が来て話しかけ来る。めずらしいな、と思ったらドイツ人だった。「この国のひとはこうだ!」と決めつけるのはよくないが、やっぱドイツ人は旅人にたいしフレンドリーだなぁと思った。北ドイツの人は冷たいそうだが……。 |
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10/3 最初のうちは森がけっこうあったが、進むにつれ緑が減っていく。上り下りもけっこう多い。ハエもたくさんいて、休憩しようとすると群がってくる。こりゃたまらん。昼飯の時も、パンと桃缶の桃を急いで胃袋に詰め込んでさっさと出発。 |
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10/4 スーパーを探しながら進むがなかなか見つからない。数人の若者がいたので、だめでもともとと思い尋ねてみる。すると彼らはすごくフレンドリーで、どこからきたの?などと質問してくる。中の一人がMTBに乗っていて、「ついてこいよ!」と案内してくれる。 相変わらずハエが多い。パキスタンのハエのように刺してこないからいいものの、鬱陶しくてたまらない。気が狂いそうになる。パキスタンではどう対処していたんだろうか。 |
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10/5 イランやパキスタン風の景色が続く。草がけっこう生えてるのであまり荒れ果てた印象はない。「ピレネーを越えるとそこはもうアフリカだ!」という言葉もうなずける。 |
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10/6 洋なしの畑があったので、一個盗み食いしたろか!と思いなっている実をもごうとする。するとそこに持ち主らしいじじい登場。ギエー怒られる!と思ったが、じじいはナイフで洋なしを切って食わせてくれた上、これ持ってけと数個くれた。 夕方、道の脇でテントを張っているとみるみる空が曇りだし土砂降り。 |
| 10/7
スペインではシエスタという恐るべき習慣がある。午前10時から午後4時くらいまでの間ほとんどの店が閉まってしまうのだ。サイクリストにこれはつらい。野宿地はだいたい町から離れている場所なので、午前10時以前と午後4時以降は町の近くにいないのだ。 |
| 10/8
すごく平凡な一日だった。毎日こうだといいのに。 |
| 10/9
アップダウンが延々と続く。とても天気がいい。 |
| 10/9
アップダウンが延々と続く。とても天気がいい。 |
| 10/10
ズボンがズタズタに破れたので捨てる。残っているのはウインドブレーカの下と、ケツにパッチをあてたすごく見苦しくなったズボンだけだ。リスボンまであと500キロほど。あんまりズボンがボロくなると飛行機に乗るときに恥ずかしい思いをしてしまう。 |
| 10/11
出発しようとすると、公園の門が閉まっていてあせる。門の脇の土手になったところからなんとか脱出。 |