「ぶりりんの目玉・・・・」
ノバエラは息子の眼球をえぐり出し、しばし眺める。
「これはいらん」
ポイッ!!
なんと! 驚くべき事に、ぶりりんの目玉はゴミクズのように捨てられてしまう!!
「ぶりりん、お母さんや仲間のみんなのことを忘れるんじゃないよ。みんなのぶんまで長生きするのよ! 痛くても我慢しなさい。これも『天国』の鍵を守るためなの。いずれはあなたが仲間を率いて『天国』を見つけだすのよ」
ノバエラは自分の右目に指を押し当て、コロリと眼球を取り出した。
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