第一章  1

 

 「ハァハァ、おじさんがやさしくいびり殺してあげるよ・・・・」

 「うわ〜ん!!!」

 一難去ってまた一難。今度は変態に襲われる少年。か弱き少年には、もはや泣くことしか道はないのか?

 

 

 「失せろ、ドゲス!!」

 そこに現れるは筋肉の正義。変態は一撃で顔の半分を粉砕されてしまう。

 

 

 「デュラムさん、ありがとう・・・・・」

 「泣くヒマがあったら殴れ!!」

 少年に、厳しい世界を生き抜くための心得を伝授するデュラム。彼にとって、己の運命を切り開く武器は鉄の拳と鋼の筋肉のようだ。

 

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