バイオハザードのシステムをベースにしたアクションアドベンチャーゲームです。
戦国時代の日本を舞台とし、主人公は刀等の武器で近接戦闘します。
移動などのシステムはバイオハザード同様の「ラジコン操作」ですが、レスポンスよくキビキビ動きかなりアクションゲーム寄りになっています。
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●システム
パッドの左右で方向転換、前後で移動です。
R1を押すことで敵をロックオンでき、この状態で左右移動するとロックした敵を中心に円を描く動きになります。
武器は三種類あり、標準性能、攻撃力重視、素早さ重視となっています。
敵を倒した時に出る魂を集めると、武器を強化することができます。
強化した武器で攻撃しないと開かない扉もあり、ゲーム進行にある程度関わってきます。
回復などのアイテムの総数には限りがあります。
敵を倒したときにも回復が出ますが、敵の出現量も決められています。倒したのち画面を切り替えると復活するという方式なので、故意に全滅させて進まない限り敵がいなくなることはないと思います。
謎解きはほんとにバイオハザードそのものという感じです。あっちで手に入れたアイテムをこっちで使いパズルを解くと秘密の通路が!という感じ。
デモが飛ばせません。ミスしやすいボス戦の前に限って長いデモが入ったりしてイライラします。
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●グラフィック
発売時期を考えるとなかなか綺麗ではないでしょうか。しかし固定視点なのでこれくらいは当然という気も……。
敵キャラやダメージ描写がけっこうグロテスクではあるんですが、恐怖感はさほど強調されていないので怖くはないです。気持ち悪いだけ。
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●ストーリー
まあそれなりです。
金城武という人が主人公の声を当ててます。かなりしょぼくて笑えます。
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●感想
つまらなくはないけど、たいしておもしろくもないという印象でした。
ボリュームが少ないので気楽にプレイできるんですが、アクション難度はけっこう高いです。そしてアクション的におもしろいかというと、あまりおもしろくない。
主人公の能力が高く回復もたくさん出るので、バイオハザードほどの緊張感はありません。中途半端な出来だという印象です。
「一閃」「弾き一閃」といった必殺攻撃が説明書に書いてありません。ゲーム中にも解説は出てこなかったような。僕はクリア後攻略サイト見て知りました。一閃を決めると経験値二倍&回復が出るそうです。
これをちゃんと説明していればザコ戦での行動の選択肢が増え少しはおもしろくなったような気がします。
そして普通にプレイしてたらこれらの技が出ないため、宣伝文句の「空前絶後のバッサリ感」もまったく感じられません。普通の剣闘アクションとなんら変わらない。
魔空空間は一閃で回復を出しながら進むらしいけど、全然使わずにクリアしてしまった。どうりで難しいと思ったよ……。
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ゲームの出来は決して悪くないので、マップを歩き回り少しずつ謎を解いて行動範囲を広げていくタイプのゲームが好きな人にはおすすめです。
開発元 | カプコン |
発売日 | 2001/01/25 |
プレイ記録 | |
クリアタイム | 08:53 |
蛍石 | 20 |
総魂 | 9999 |
倒した敵の数 | 1160 |
魔空空間 | 20階 |
称号 | 若武者 |