65535体の敵が同時に現れるという売り文句のアクションゲームです。
三国無双のような、乱闘型ゲーム……に見えますが、実際はRTSに近いような感じです。
半人半獣の「犬神」(狼の顔をした巨漢)を操り、世を乱す原因となっている魔物を倒していきます。
主人公の犬神とパートナーの巫女「八坂葵」は歳をとらないという設定になっています。そのため、ゲームの舞台は戦国時代のおいしいところを転々としていきます。ステージ開始前に簡単な歴史の講釈が入るため、戦国ものは苦手な人でもストーリーの流れを追うことができます。
地平線の彼方まで大地を埋め尽くす敵の群れは圧巻です。攻撃範囲がとんでもなく広い突進技で敵をなぎ倒しながら走るさまは、まるで芝刈り機です。はじめてプレイしたとき、あまりの豪華さに笑いがこみあげてしまいました。
敵の数以外にもプログラムはがんばっています。起動後のロードがほとんどありません。快適にプレイできます。
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2010 年 5 月 19 日
PS2 戦神
2010 年 5 月 18 日
今邑彩「時鐘館の殺人」
再読です。最近は再読ばかりのような……。
短編集です。
この人の作品はラストにきっちりとどんでん返しを持ってくるため、どの話もあっと驚くことができます。
驚きを求めて推理小説を読む人にはおすすめです。
知名度は若干低い気がしますが、安定して楽しませてくれる外れのない作家ですよ。
丁寧に話を練って仕上げる職人という感じです。
この短編集にはユーモラスなものからゾッとするものまで各種取り揃えてあります。
推理小説出身ですがホラー方面にも手を出しているらしく、この短編集にもホラーの手法が活かされています。
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シリアス路線の「黒白の反転」「あの子はだあれ」などは、じわじわと衝撃が響いてくる結末が印象的です。
表題作の「時鐘館の殺人」は、推理小説マニアが集まった古い時計だらけの館で、本格推理作家が殺されるといういかにもな設定の話です。犯人当ての挑戦状までついています。
とはいえ全体のノリは軽くコミカルな話になっています。
どんでん返しのあとに出てくるオチも見事。
2010 年 5 月 16 日
PS2 Z.O.E Zone of Enders
メタルギアの小島秀夫がプロデュースするSFロボットアクション! という触れ込みのアクションゲームです。
遠距離用ショット&近距離用サーベルと、ダッシュボタンを駆使して敵のロボットと高速戦闘を繰り広げるのが売りっぽいです。遠距離/近距離攻撃は自動的に切り替わります。
主人公はまったくの偶然から最新鋭ロボットに乗ることになった十四歳の少年です。なんかガンダムみたいです。人を殺したくない殺したくないといつまでもうじうじ悩んでます。
木星の傍らのスペースコロニーを舞台に、街を壊す敵のロボットを排除しつつ任務を果たしていきます。
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2010 年 5 月 11 日
同人ソフトの頒布数
ブログの検索ワードに同人ソフトの売り上げ数関連の語句がしばしば引っかかります。
あまり公にされない事柄ですが、これから同人ソフト製作をはじめようとするする人やプレスに出してみようと思う人はけっこう気になることでしょう。
なので、僕のサークルの頒布数をセキララに告白してしまおうではないか。
すでにバリバリ作品を発表してる人でも、「オレのゲームのほうが出来がいいのに頒布数が少ないぞ!?」ということがあるかもしれません。僕のサークルが情報を公開することにより、そういうのは宣伝方法が悪いとわかるわけです。
なんというか、僕の作るものというのは内容・クオリティ共に、個人サークルとしては非常に平均的だと思います。謙遜もうぬぼれもなく客観的に見て、初心者以上プロ未満という意味でですよ。
素材の出来やプログラムの技術を取ってみても、これからはじめようとする人が「これくらいなら自分でもなんとかなりそうだ」と思える内容ではないでしょうか。
だからこそ数字を公開する意味があるわけです!
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