その1 その2 その3 その4
僕は99年にwin機を購入し、ゲーム製作からは手を引いて絵を描き始めました。これで名を上げてやる!と思いました。それまでは、68でちょびっとCGにチャレンジしていたものの絵が趣味というわけではありませんでした。当時すでに24歳でしたが、練習すればどんどんうまくなるはずだと思っていました。模写がわりと得意だったので、練習していればなにも見なくても描けるようになると思ったのでしょう。なんという身の程知らず。あさはかな男だまったく。
結局、ツールの使い方が達者になり、へたくそな絵をそれなりに見られるようにするごまかしテクをおぼえただけで、あんまり上達はしませんでした。
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2008 年 4 月 16 日
Galshell以前 4
2008 年 4 月 15 日
Galshell以前 3
その1 その2 その3 その4
Galshellのもとになったゲームについて、三回目です。
90年代半ばを中心に時代がコロコロ前後するのでわかりにくいと思いますが、まぁそのへんは適当に読み流してください……。
あと非常に個人的な体験をもとに語っているので、バリバリに68を使いこなしていた人からは「それは事実と違う!」ということもあるでしょう。68界の辺境でほそぼそと活動していた人間からはこう見えていたと思っていただければ幸いです。
ネットやってたはずなのに、なんで情報に隔たりがあるんだ?と思う方もいることでしょう。当時のパソコン通信というのは、案外狭い世界だったのですよ。大手は有料だったし、多くの人が集まるところは混雑していました。居心地がいいところはアクティブ会員が20人程度でした。そのため、ネット界にも都会と田舎があったわけです。
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2008 年 4 月 14 日
Galshell以前 2
その1 その2 その3 その4
Galshellのもとになったゲームについて、二回目です。
あらためて実機でプレイしてみたところ、「あー、やっぱりこんなものか」と思いました。
いや、当時の自分は傑作だと思ってましたよ。
特にラスボスとの対決などは
・敵の幼生体が襲い掛かってくる最終ステージ(R-TYPEのパクリ)
・敵怪生物の成長過程が壁画調の背景に描かれる(ラブクラフトのパクリ)
・ラスボス登場
・先発隊である新型機4機が敵ボスの護衛として登場(妄想設定→地球防衛軍は敵を奴隷化しオプションとして支配したと思っていたが、実は逆に支配されていた。主人公は気が狂っていたので念波力が敵よりも強く、支配を受け付けなかった)
・護衛ともどもボスを倒す。
・ボスの本体は巨大な自機の形だった(ファンタジーゾーンのパクリ。しかも同じ姿である意味ないし)
・主人公脱出
・しかしその前に立ちはだかる真のボスが!!
という感じでした。これは今の僕がみてもゾクゾクする展開ですよ。(パクリが多いけど、それも、たまには、よし)
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2008 年 4 月 13 日
Galshell以前
今回はGalshell以前に作ったゲームについて書いてみましょう。
と思って書きはじめたのですが、あのゲームを語ることは僕にとってX68kの終焉を語ることでもあるので、3回にわけて話していくことにします。68の終焉とは大げさなと思う方もいよう。たしかに大げさだが、それほど思い出深い作品だということである。
はっきり言って読んでもおもしろいものじゃない……というかほとんどの人は「なんでこいつはこんなどうでもいいことを長々と垂れ流してるんだ」と思うでしょうが、僕が68からwinに移行して10年たったということもあり、気持ちの整理のためにも書いておくべきだと思うのです!
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