HPのほうにも書いたが初音ミクの動画が完成した。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2019316(ニコニコ動画)
Youtubeにも置いた。こっちのほうがコマ落ちが少ない。
http://jp.youtube.com/watch?v=d4uTwuc4fWc(Youtube)
ムービーメーカーで出力した動画は30MBほどで、こいつはでかいなぁと思ってたけど、ニコニコ動画やYOUTUBEではかなり大きなファイルでもアップロードできるようだった。しかしアップロード後向こうで再エンコードされるらしく、画質が大幅に落ちてしまった。画質は我慢するけどコマ落ちは困るなぁ。あらかじめ小さいファイルにしておけばそのまま使えるんだろうか。
とにかく1作目は完成しさっそく次の曲も作りたいところだが、夜光蛾4のショップ委託の準備をせねばならないのだった。
今回はプレスで500本くらい作り、同人ショップに委託するつもりだ。そう、きみの町のオタクショップに僕のゲームが並ぶわけである。これはすごい。思わず自分でも買いに行きたくなる魅力を持っている。行かんけど。
委託作業が終わったら夜光蛾4の曲にどんどん歌をつけていき、ヴォーカルアルバムを作る予定である。Galshell2も作らねばならないが、あれは夜光蛾4ほど凝ったボスを出さないのであと半年もかからずに完成する予定である。
歌のついたアルバムというのはオリジナル曲をつくる者の夢のひとつだろう。インストじゃ相当のマニアしか聴いてくれない。かといって歌を入れようにも僕はすごい音痴でリズム感もゼロだし、人に頼むにしても作った歌詞とメロディがうまく合うかわからない。だいたい他人と交渉すること自体がものすごい苦痛である。
ま、なにが言いたいかというとだ。
個人で家に居ながらにしてヴォーカル曲を作れるとはすごい時代になったもんだ。
しかもこのソフトが15000円というんだから恐れいる。3万くらいして当然なのに。
そして作った曲をいとも簡単に世界に発信できる。これはものすごいことですよ。今回作った曲も、他の人と視聴数を比べれば相当にしょぼいけど、これが10年前20年前だったらそれこそ一桁くらいの人数しか聴いてもらえなかったわけですよ。その昔とてつもないクソゲーを作ってパソコン通信とかで公開してたけど(消したい過去の一つである)、仲のいい友達が数人やってくれる程度だったわけですよ。
それが今やお金を出してまで僕の作品を手にしてくれる人が何百人もいる。ほんといい世の中になりました。こういう世界がおとずれることを二十歳のころの僕に教えてやりたいです。
いつの時代でも中年というのは「近頃の世の中」を批判するけど、ちゃんと見るべきところを見れば良くなっているのである。歯医者なんかもそうで、僕が子どもの頃はものすごく痛い麻酔注射を打ってたしそれでも治療は痛かった。別のところを見ると、僕の学生時代にはすでにATMがあったけどこれも5時までしかおろせず土日も使えなかった。コンビニだって深夜はやってなかった。携帯電話がなくて待ち合わせに苦労したなんてみんなもう忘れてるんじゃないだろうか。服靴鞄の値下がりもすごい。同じような品が半額以下だ。おしゃれさんは「そんな安物ダセー!着てるやつは排泄物以下のキモオタだけ臭えから寄るんじゃねえバカ!」と思うだろうが、まぁそういう人には極力近づかないようにするから許してくれたまえ。
悪くなったのは主に食関係で、高いうえに味がいまいちになってたりして厳しい。これは他の利点を台無しにするほど悪い点だが、ここで発想を変えるのである。飽食の時代が去ったからこそ粗食生活をはじめるのである。ま、オレくらいの達人になると毎日白いご飯に味付け海苔やたくあんだけでも「あーうめーっ!! こんなうまいもんが食えるなんてオレはなんて幸せものなんだ!!」と思うのだが。大根の煮物なんかがあった日にはアラブの石油王だってこんなうまいものは食えまい、いや食えるけどオレほど幸せにはなれまい!と思うのである。きゅうりとか白菜の漬物もうまくて、一生毎日これを食い続けろと言われても平気である。
オレが思うに、50年後くらいにうまれた人は寿命が500年くらいになるんじゃないかと思う。医学もすごい勢いで発達しているのである。これはうらやましい。昔よりも未来のほうが良い!という感じである。
現時点でも寿命の延びはすごいことになってると感じる。オレが子供のころは70歳なんていったら棺桶に片足突っ込んで人生の冬を謳歌してる感じだったのに、今じゃ70歳なんて定年後の第二の人生真っ盛りという感じだ。オレが70になるころは、おそらく100歳くらいは当たり前だろう。すごい不況で老人浮浪者が山のように出る可能性もあるが、それでも80歳の浮浪者が平気でゴミ箱あさってそうである。
オレも150歳くらいまでは生きるつもりなので、なんとか日本の経済はのらりくらりと現状維持でいてほしいものである。
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2008 年 1 月 15 日
アラブの石油王だってこんなうまいものは食えまい!
4 Comments »
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お久しぶりです。
何を隠そう、僕の母方の実家は、
お寺であり、粗食というものに若干の経験的
知識があるわけですが、
僕らの幼少の頃は、まだまだ寺にも粗食思考が
残っていたわけですが、
坂葉さんの言うところの漬物なんかは、
保存の利く保存食であり、案外貴重な様に
言われていました。
つまり、菜っ葉の煮物や、大根の煮物なんかが、
ザ・粗食という感じで、白米を浅めに一杯で
完璧粗食という感じでした。
祖父や祖母が亡くなり、住職の代も変わり、
粗食思考もまったくなくなりました。
肉を食わずに、がっつり焼き魚なんか
頬張って粗食と言う人も中にはおり、
粗食文化は、どこかに行ってしまいました。
日なたに三日放置したとしても腐らない
コンビニおにぎり。
脅威の添加物効果により、確かに高価だけど
”旨くない”ものが横行してますね。
粗食文化ってどこかで行き続けさせねばならないように思いました。
マジレスすいません。
そろそろチキンジョージが現れてもおかしくない世の中になってきましたね。
コメント by Y本 — 2008 年 1 月 16 日 @ 12:41:46
粗食というと貧相でまずいものっていうイメージがあり、まずそれをなんとかしないとだめですね。粗食とは、シンプルな中に奥深い味わいを秘めた真の食通のためのメニューというべきではあるまいか。
別に僕は食通を気取るつもりはありませんが、というかかなり味音痴なんですが、調味料と香辛料をドバドバかけて物を食いながら「あの店はダメだね」「所詮ファミレスの飯なんて……」「レトルトやコンビニ弁当で満足してる奴の気が知れない」とか抜かしてるのを見ると、おまえはずっとマヨネーズとケチャップ混ぜて舐めとけ!と言いたくなります。いやホントうちのオヤジなんてソースしょうゆカラシ山葵の量が尋常じゃなくて完全に味覚が狂ってますよ。調味料の味を楽しみたくて物を食ってる感じです。
そういう食べ方も否定はしませんが、そんなことをしておいて料理を批判するというのがいやですね。
煮物とか漬物とか白い飯は、そういう狂った味覚を正常に戻すための格好の料理だと思いますよ。
コメント by 坂葉 — 2008 年 1 月 17 日 @ 18:14:36
素材の味を味わうには、
調味料は、塩か醤油じゃないとだめだって
いいますよね。
僕は、塩で揉んだキュウリがとか、
ピーマンを生で食べるのが好きで、
ゴリッゴリッって音を立てて食べるわけですが、
動物見るような目で見られたときは
悲しくなります。
料理批判とかじゃないけど、
僕は関西人なので、
お好み焼きの美味しい・美味しくないって
話に付き合うことはできるんですが、あれって、
ソースとマヨネーズかけることが多いので、
美味しい・美味しくないってどうなんだろうって
思うことも少なくなくなりました。
刻みキャベツにソースとマヨネーズかけたって
お好み焼きっぽい味になりますからね。
うちの母親が、ワサビとポン酢をつけて
お好み焼きを食べることがありますが、
なかなか旨いし、
本当に生地が美味しいか・美味しくないか
すぐにわかります。
なんか食通気取りみたいで、ウザい感じですねw
ゴチャゴチャ言いながら、
僕は多分、納豆ごはんと、卵かけごはんだけで
一生生きていけると思いますw
コメント by Y本 — 2008 年 1 月 21 日 @ 10:19:02
僕もサラダ食べるときなどは、最初はなにもつけずに食べたりしますよ。
もちろんドレッシング等をつけたほうがおいしいと思うんですが、何もつけないで食べるのも捨てがたい……。つまり、こうして二種類の味を楽しんだほうが得というわけです。
まぁ僕が薄味好きというのも大きいかもしれない。
コメント by 坂葉 — 2008 年 1 月 22 日 @ 22:05:26