ハードディスクを交換しました。SATAの500GBです。
しかしマザーボードが古いせいか起動ドライブとして認識しないようで困りました。
いまどきSATAを認識しないパソコンなんてまずないと思いますが、せっかくなので動くようになるまでの手順をメモしておきます。
結線をして電源を入れると、BIOSのほうでは認識しているのにXPをインストールしようととすると「ハードディスクが見つかりません」と出てきます。各種ドライバをけっこう長々と読み込んでから出てくるところがむかつきます。
ちなみにSATAドライブでも二台目のHDD(起動ドライブではないHDD)として使うぶんには問題ありません。XPのほうでRAIDドライバをインストールしておけば使えました。
どうやらSATAのドライブを起動ディスクにする場合には、フロッピーでドライバを読み込ませないといけないようです。BIOSによる最初の起ち上げ時はCDを読めるものの、XPインストールディスクで起動してからはFDDでしかデータをやりとりできないというわけです。この役立たずめ……。
つまりXPができたときはSATAドライブが存在しなかったため、起動ディスクにドライバが入っていなかったということでしょう。
しかしうちにはFDDなどという旧石器時代の機械はありません。仕方ないので近所の家電屋にUSB接続のFDDを買いに行きました。こんなん2000円もありゃ買えるだろと思ってましたが、3680円でした。旧石器時代の遺物のくせに……。どうせほとんど使わないんだからジャンク品みたいな中古でいいんだけど、まあめんどくさいんで買いました。
久しぶりに触るFDDはなかなか気持ちよかったです。メディアを差し込んでカシャンと手ごたえがあるのがいい。思えば68のFDDは電子制御の味気ないものでした。その前に使っていたMSX2は3.5インチのFDDだったので、実に20年ぶりのカシャンです。数回抜き差しして手ごたえを堪能してしまいました。いやこれはいいよ、ほんとに。感触を味わうために高い金を払ったと言っても過言ではない。
ドライバのディスクは、マザーボード「ASUS P4R800V Deluxe」についてきたCDに入っていました。makedisk.exeを実行すれば自動的にドライバがコピーされるという優れものです。しかし必要なファイルをコピーするだけでいいんじゃないのだろうか。こういう自動的に作ってくれるのは便利だけど、勉強にならないから困りものだ。
そしてXPのCDを使って起動すると、なにやら英語がいろいろ出てきます。あんまり読まずに勘で適当に進めていくと、なんとかSATA HDDを認識してくれました。助かった。
プライマリパーティションとして100GB確保しXPをインストール。できたてほやほやのXPは起動がはやい。いつもこれくらいの速度で起動すればいいのに……。
残りの350MBほどを拡張パーティションにしました。そして拡張パーティションを、D:アプリケーション50GB、E:作業用100GB、F:倉庫100GB、G:MP3 100GB、と4つにわけました。
しかし今度はネットに繋がらずXPのアクティベーションができない。ドライバをインストールしようにも、マザーボード付属のインストーラのLANのところがクリックできない。いやクリックしてもなにも起こらない。
かなり困った。デバイスマネージャからドライバをインストールした。うまくいった。このデバイスマネージャというやつは困ったときにけっこう頼りになるやつだ。
とりあえずネットに繋がるようになったので、WindowsUpdateをしました。IE7が出てるけどこれってどうなんだろう。とりあえずインストールはやめておきました。
そしてZoneAlarmとAVASTを入れ、winのファイヤーウォールを停止させました。これはけっこうしつこいんだけど、管理ツールのサービスのところをいじれば息の根を止められます。
次は旧HDDのデータを移す作業です。旧HDDはIDE接続なので、ジャンパをスレイブにして接続しました。
……なぜか認識しない。いろいろ試してみたところ、MASTERにしたら認識した。なぜだろう。
しかしIDEはプライマリマスターに繋がっているため旧HDDのOSで起動してしまう。しかも新HDDの最初の二つのドライブが出てこない。後ろのドライブ(作業用以降)はちゃんと認識されてるのに。
新HDDで起ち上げ「1分BOX」という内蔵HDDを外付けUSB接続に変換する装置を使ったらうまくいった。マルチブートとかいうので選択できないのかな。マルチブートもちょっと調べてみたけど、めんどくさそうなので投げ出してしまった。
そして重要なファイルをコピーしまくった。
ソフトを片っ端からインストールです。これがまた時間かかってイライラする。
環境を移行しようにも設定ファイルがどこにあるのかわからないものが多く大変でした。しっかりした企業のソフトはみんなそうで、こういうところが不便なんだよなぁ。ユーザー切り替えとかバージョンアップのときに便利なんだろうけど……。
設定ファイルを丸ごとコピーしても引き継げないソフトもあったりして、ほんと困るよ。
参考になったらクリック!!
2008 年 4 月 20 日
SATA HDDの接続
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