マイナーメタルCD再評価の3回目は、ハロウ「ザ パイロン オブ インサニティ」です。
Vo:FraFrank van Gerwen
Gt:Harry Wijering
Gt:Erik de Boer
Dr:Ferry Bult
Ba:Freddy Meyer
オランダのパワーメタルバンドの1stです。
当時Burrn!で「強いて音楽性を表すならば泥酔状態のRAGEか」とかなんとか書いてあったので購入しました。
全体的にミドルテンポで暗い「地味なスラッシュ」という印象だったので、メロスピ厨だった僕は1~2回聴いて封印しました。あのころの僕ときたらリフ主体のヘヴィな曲はすべて「地味なスラッシュ」で片付けてたような気がします。
また、上記の紹介の仕方から三流バンドという先入観も多分にありました。
あらためて聴いてみると、これが意外に元気よく迫力があります。もっと暗くて重苦しいと思ってました。
歌メロがなんとも地味ですが、ギターや曲展開がなかなかドラマチックなパワーメタルです。ときどき入る掛け声パートが暑苦しくていい。
ただ「おっこれは!」という部分があるもののそれがいまいち突き抜けない感じで、地味なバンドという印象になってる気がします。
個人的にはやはり歌メロをもうちょっとグッと来るものにしてほしかった。
バンドのオフィシャルサイトを探してみたらこんなのが出てきました。
http://www.harrow.nl/cms/
とてもメタルバンドのサイトには見えないデザインでなんだこりゃと思いましたが、今はスタジオを経営しているらしい。
現在メインソングライターのHarry Wijeringはエンジニアをやってるようです。
アルバムは4枚出していて、サウンドホリックから日本盤も出ているようです。
http://homepage3.nifty.com/soundholic/albumcontents/HARROW.html
1993:The Rising Phoenix(デビューミニアルバム)
1994:The Pylon of Insanity
1996:Call of the Unborn
1999:Embrace the World
Call of~はけっこう人気があったそうだ。
しかしこのジャケットのひどさはどうだ。
他の方々のレビュー
http://blog.goo.ne.jp/metal-warrior/e/d11ecae1a49435daa22c6df43aadb75d
http://metabaka.blog42.fc2.com/blog-entry-581.html
http://www2.bbweb-arena.com/m-asylum/review2_030.htm
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2008 年 5 月 16 日
Harrow「The pylon of insanity」
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