ホラーアクション三作目です。
前作までは屋内を舞台としていましたが、今作では街中で戦うことが多くなりました。
基本的には前作前々作と同じです。アクション性や操作性が向上し遊びやすくなっています。
序盤は楽しく快適に進めることができました。
しかし……。
むずかしい! 中盤から弾が全然足りなくなります。しかも場面によってはマップを切り替えると敵が復活します。復活するってわかってたら弾使わず逃げてたのに……。
弾薬がゼロになって逃げ回るしかない状況にも何度か陥りました。
敵自体もランダムで配置されるものがいるらしく、運が悪いと強い敵になってしまいこれまた弾の消費が増えます。
本作の売りである弾薬の作成も、中盤からはガンパウダーがあまり入手できず作成の機会が少ないです。しかも攻略情報を知らずにプレイしていると常に弾不足となり、ガンパウダーが手に入っても即調合しないといけないため効率が悪くなってしまいます。(ガンパウダーを溜めて一気に調合したほうがたくさんの弾薬を作成できます)
3が一番簡単という噂を聞いていたのに、このとてつもない難度はどういうことか。セーブポイントが多いことを除けばアクション的には1よりも難しいのではあるまいか。
開始時に難易度をHeavyにしたのが悪かったのでした。
今作の難易度選択はLightとHeavyの二種類になっています。Lightはクリア後のおまけ条件解放等に制限がつくため、一般的なNORMALに値するのはHeavy……と思ったのでHeavyではじめてしまいました。これクリアしたらHARD相当の難度が出るのだと思っていた。
しかしHeavyこそがHARDに相当する難度だった。
どうも「Easyモード」って製作者の本意でない調整に感じるので、できれば初プレイでは選びたくないのです。
やっぱゲームをプレイするときは、いちばんしっかり調整された設定で遊びたい。自分のゲームでも、Easyでクリアして「このゲームは充分楽しんだ! このゲームのことは全部知ってる!」みたいに思われるのは残念だし。
いや製作者としてはHeavyを標準難度と考えているのかもしれない。初代バイオハザードの難しさを考えるとそれもありうる……。
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また今作では謎解きパズルもランダムで答えが変わるようになっています。
これがめんどくさいわけですよ。ほんとにもう。
ただでさえくそ難しいのに、ゲームオーバーになったらかったるいパズルの解き直しです。毎回答えが変わるので毎回解き直さないといけない。しかも答の選択とかアイテムのセットで仕掛け作動デモが入りけっこう待たされる。かなりストレスたまります。
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前作で出てきたタフなフランケン(追跡者というらしい)が今作でも登場し、タフさに磨きがかかっていて始末に負えません。
倒しても倒しても出てくるというのはそれなりにおもしろいアイデアだとは思うんですが、回数が多いわりに単調なせいか面倒くさいだけだと感じました。(攻撃方法はある程度変わったりするんですが)
また倒した直後にランダムで甦るらしく、無駄に戦闘をしないといけない場合があります。
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パズルや敵の復活にランダム性を導入したのはサバイバルホラーとしてはいい試みかもしれないものの、どうもめんどくさいだけになってる印象です。
ただでさえ弾が少ないのに運によって無駄弾を使わされ、戦闘が上手くいかずに死んでしまうと再プレイでの無駄パズルが待っているというわけです。
やはり最初はLightモードでプレイして雰囲気とストーリーを楽しみ、その後Heavyモードでアクション性を楽しんでくれという調整なのか。
クリア後のおまけ要素として、マーセナリーズモードというゾンビを倒しまくって賞金稼ぎするゲームもあります。
あと、全てのエンディング(エピローグ)を見るにはHeavyを八周しなければならないそうです。
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ゲーム自体はよくできているのにHeavyモードを選んでしまったせいでちっとも楽しめなかったという感じでした。Lightなら2のようなプレイ感だったんだろうか。記憶を消してもう一度プレイしたい。
というわけで未プレイの人は、相当腕に自信がない限りLightで遊びましょう。
開発元 | カプコン |
発売日 | 1999/09/22 |