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いまいち評判が良くない作品なので期待していなかったんですが、予想に反してかなりおもしろかったです。
初代にも引けを取らない出来だと思いました。
特にわらべ唄篇と底蟲村篇、妄想篇がよかったです。
●システム
ゲームを進めるほど選択肢が増えシナリオが追加されていくという方式です。
チャートがあるので未読分岐のチェックもしやすいです。
●グラフィック
背景は写真取り込み、人物はシルエット風ポリゴンです。
取り込みの背景がループアニメーションしてるのはちょっと驚きました。
●ストーリー
孤島の館で連続殺人が起こるというクローズドサークルものです。
メインシナリオであるわらべ唄篇では、島田荘司ばりの無茶なトリックが炸裂して爽快でした。
底蟲村篇はかなりグロテスクなホラーなんですが、なんでもありのオカルトホラーではなくちゃんと理屈の通ったゲテモノホラーというところが良かったです。伝奇SF的というか。
まぁラストはやりすぎてギャグみたいになってるけど……。あと、エンディングの一つでつじつまの合わない部分があるのが残念でした。
●感想
前作のファンからの評判はいまいちで、その理由もわからないではないものの、全体としてはとてもよくできたホラーサスペンスだと思います。
わらべ唄篇と底蟲村篇はとても楽しめました。
グロ描写がきついとかグロすぎて楽しめなかったとかいう感想もあり、どれだけすごいんだと期待していたんですが、それほどでもなかったです。
底蟲村篇がちょっときついくらいでしょうか。
個人的には前作よりも楽しめたかも。
それなりにおすすめな一作です。
開発元 | チュンソフト |
発売日 | PS2 2002/07/18 PSP 2006/05/25 |
プレイ記録 | |
プレイ時間 | 22:31:33 |
完 | 13 |
終 | 92 |