屋内戦がメインのFPSです。仲間と共に進んでいきます。
パッケージには「偵察」「立案」「突入」と書いてありますが、全然そういうゲームじゃなくて泣けました。
敵も味方も柔らかくて即死しまくるタイプのFPSです。
つまらなくはないけど褒めるほどおもしろくもないという、すごく平凡なゲームでした。
あと公式サイトの読み込みがとんでもなく遅くて、「これ見るやつほとんどいないだろ……」と思いました。
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●システム
リアル寄りのFPSです。
照準とAボタンの組み合わせで味方に移動指示を出せます。
配置についた味方に対し、方向キーで突入指示を出せます。突入方法はいろいろあり、スモークグレネードやフラッシュバンを投げ込んだりそのまま突っ込んだりできます。
壁際などではカバーアクションを取れます。
正直あんまり意味がないような。というかこの手のカバーアクションって予想外の動きすることがあるから嫌いなんだけど……。
体力は自動回復です。
復活用のチェックポイントの間隔は長めです。かなり戻されて泣けます。
瞬殺されがちなゲームなのでこれはきつい。
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●グラフィック
2007年の作品ということで、絵的にはかなりいまいちです。
PS2世代の作品を高解像度にしポリゴン数を増やしたような感じ。
ラスベガスのカジノの華やかな雰囲気(とはいえ無人)は出てるかも。
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●ストーリー
トムクランシー作品におなじみの、あってもなくても変わらないようなやつ。
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●感想
ものすごく普通です。
パッケージの「偵察! 情報を集めろ!」「立案! 最善策を決めろ!」「突入! 速やかに制圧せよ!」はすごく嘘なので書かないほうがよかったと思いました。
新しいエリアに到着したときに、二つか三つある入り口のどこから突入するかを選ぶだけで、あとは正面から撃ちあいまくる展開です。
敵の索敵能力がすさまじいです。狙いもすごいです。
ものすごく遠くにいても視界に入れば一瞬で気付いてバシバシ当ててきます。
こんな超人兵相手だと、偵察立案どころではない……。
マップ構造を大雑把に言うと、幅広の長方形フィールドに様々な障害物があるという形です。
仲間と自分を左右の端に配置し、少しずつ前進していくといったプレイ感になります。
高低差のあるマップも多く、そういうところでは攻めかたの自由度が増え、楽しく戦闘できます。
宣伝文句では突入前に作戦を立てるという感じですが、実際は乱戦になってから攻めかたを考えるゲームです。
カバーを使ってじりじり攻めていくという面ではおもしろいゲームです。
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ちょっとでも気を抜けば瞬殺され、かなり遠くのチェックポイントに戻されます。
しかし敵は有限なので、ちまちま進むのが好きな人は楽しめると思います。
批判的なことばかり書きましたが、僕はけっこう楽しめました。しかし二周目をプレイする気力はないのだった。
強くおすすめはしないけど、悪いゲームではないです。
演出型FPSよりは楽しめました。
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開発元 | Ubisoft Montreal |
発売日 | 2006/11/22(海外) 2007/06/28(日) |
プレイ記録 | Normalクリア |