マイクロソフトのハードを代表するFPSの三作目です。
HALO1、HALO2のグラフィックを綺麗にした感じ、それだけで説明ができてしまいそうな作品です。
とはいえ、HALOシリーズの代名詞ともいえる「延々と続くコピペマップ&それを往復」という苦行はなくなっており、ゲーム的にはシリーズで一番おすすめできます。
HALOってどんな感じ?と思った人は、とりあえず本作をやってみるといいかもしれません。
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●システム
いわゆる「スポーツ系FPS」で、動作にけっこう癖があります。
2をベースにしたシステムです。
体力+シールド制で、両方とも自動回復します。
しかし体力ゲージは表示されません。
武器は二種類携帯でき、さらに両手持ちも可能で、最大で三種類持ち運べます。
実弾系武器とエネルギー武器があります。効果や特性が違うので上手に使い分けましょう。
武器は大量に落ちています。
特定の武器にこだわったり無理に温存するよりも、状況に応じて次々と交換していくのを推奨されているように感じます。
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次の目的地への方向指示が出ず、逆走してしまう場面が何箇所かありました。
正確には、方向指示機能はあるものの目的地のそばにならないと働きません。それでは意味がないだろう……。
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HDDにインストールすると読み込み遅くなるといわれていますが、キャンペーンモードでは関係ないそうです。
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●ストーリー
何が起きているかはわかるけど、何でこうなってるのかわからない、という場面が目立ちました。
過去作のストーリーをしっかり理解してないときついかもしれません。
各場面の冒頭で現在の目的を明確にしてほしかったです。(ミッション目標という意味ではなく、ストーリー的な説明を入れてほしかった)
あと、あからさまに裏切りそうな相手に対し何の対策も講じず、結局裏切られたりするのが気になりました。
「なんと! 味方だと思っていたのに裏切られた! 驚きの展開!」みたいに演出したかったんだろうか。
こういう話のパターンを海外のゲームでよく見るけど、なんでなんだろうな。
推理小説の「マヌケなワトスン役」みたいに、作劇法として確立されてるのかな……。
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●感想
シリーズ三作中ではゲーム的にはいちばん楽しめました。
SFストーリーとしては1、キャラを中心にしたドラマとしては2がよかったです。
コピペマップの往復が無くなったのはかなり印象いいです。
ようやくまともになったとも言える。
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正直言うと僕は「HALOはもういいや……」という感じなんですが、ODSTとReachも買ってあるのだった。
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開発元 | Bungie |
発売日 | 2007/09/25 |
プレイ記録 | Normalクリア |