「突如地球を襲った65536個の流星群」「意識の存在価値とは?」「謎の巨大構造物と最悪のファーストコンタクト」「脳を半分失った男が語る人類の最終局面」
といったものすごい宣伝文句が並ぶファーストコンタクトSFです。
随分前に書いた記事なんですが、ネガティブな感想なのでアップしてませんでした。
本作を楽しんだあとワクワクしながら感想を共有しようと思った人には、あまりこういうのは見せたくないわけですよ。
しかし刊行から随分たったのでそろそろこういう意見も出していいだろう……。
当時ネットでの感想を見たら大絶賛という感じでしたが、正直言うと僕はあまり楽しめませんでした。いや、かなりガッカリと言わねばなるまい。
材料はいいんだけど、調理がよくないという印象です。見た目は深そうだけど実は浅いという感じ。
あと情景描写がかなりいまいちで、なにがなんだかわからない場面が多々ある。