5-Aは洪水に飲まれたビル街です。
洪水のグラフィックはなかなかいい感じ。時間とともに水量が変わったりもする。が、もうなんというか相変わらず背景パターンが少ない。悲しいほど同じような背景が続く。
そして落ちる。落ちまくる。溶岩に落ちてもダメージ少しで済んだのに、濁流に足を取られたらその瞬間死亡。なんか納得いかないものを感じる。
というか、落下一発死を多用して「難易度が高いゲーム」というのはなんか間違っているのではないか。そりゃ、落下一発死はたしかに緊張感が出ていいよ。しかしそればかりってのはどうなんだろう。足場の悪いところにいやらしい敵を配置させ、壁歩きの操作性を悪くしておいて「歯ごたえのあるゲーム」というのはいくらなんでも安易過ぎないか。どうもこのゲームは難易度の高さを勘違いしてるように感じる。悪いゲームじゃないと思うんだが、安易な考えや手抜き部分を「高難易度の、ゆとりお断りゲームです! 硬派ゲームです!」でごまかしてるように思う。
システムはかなり考えて作りこんであるのに、マップデザインと敵配置は素人臭いというか。不満の多い壁歩きも、もうちょいマップがましならそれほど変に思わないかもしれない。(でも角で落ちるのとカメラはなんとかしてほしい)
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