2 同人ゲームの将来
さて、僕が同人ゲームの将来にどういう意見というか希望を持っているかを今回は書くことにしましょう。
結論から言うと、立派な研究会を開いて欧米はこうだとか商業がどうだとか言うよりももっと流通の自由度を大きくしてほしい!
前回の記事のとおり僕はエロCG集のDL販売から同人の世界に入りました。
DL販売って一般同人ゲームの人からはあまり重視されていないようだけど、これはものすごい可能性を秘めていますよ。
音楽著作権や漫画家の原稿料の話題のときに「アーティストに直接お金を払いたい」みたいなことが言われたりします。DL販売はこれをかなり高いレベルで実現しているのです。DL販売サイトの取り分は3?4割で、ショップ委託の手数料と同じか少し高いくらいです。しかし在庫リスクがなく登録の手間もほとんどかかりません。品切れもなく半永久的に販売してくれます。欲しい人は欲しいと思ったときに入手できるのです。
そういう場に、音楽でもゲームでもまんがでも、なんでも登録できます。しかもDLsiteには海外用のサイトもあるため、海外のユーザーでも購入できるのですよ。
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2009 年 5 月 11 日
同人ゲームの話 2
2009 年 5 月 10 日
同人ゲームの話 1
最近「同人ゲームの未来!」みたいなイベントがあったそうで、あちこちで話題になっています。
ほーなるほどと思う反面、製作者の中には「商業での成功がゴールみたいな印象を受ける」といった感想を持つ人もいるようです。
これもまた、なるほどなーという感じ。
いや正直言えば自分と関係あるようで関係のない世界のような気がするので、それほど興味あるとはいえないんですが。
しかし人は時として持論を語りたくなるもの。
そんなわけで僕も同人ゲームについていろいろと脳内会議してみましたよ。
いろいろ書いてたら長くなったので、大まかな話題ごとに四回くらいに分けてアップします。
ちなみに元のネタ(IGDAのイベント)とはあんまり関係ありません。
同人ゲームについて思ってることをいろいろ書き殴ったような感じです。
本当は、こういうことは書いてもしょうがないというか、他人の神経を逆撫でしかねない意見もあるので黙っておいたほうがいいんですが、まぁたまには自分語りもいいだろう。
こう、なんですか、あんまり「いい人」みたいに思われて作品や僕自身に対する期待を持たれても困るので、たまにはダメなところもアピールしておく必要があるというか。
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