Rageの30周年記念作品です。
ボツ曲を再構成したもの、過去アルバム収録作のデモ版、別プロジェクトのデモ版、地域限定のボーナストラックなどで構成されています。
LMOのライブを収録したDVDもついています。
Rageの30周年記念作品です。
ボツ曲を再構成したもの、過去アルバム収録作のデモ版、別プロジェクトのデモ版、地域限定のボーナストラックなどで構成されています。
LMOのライブを収録したDVDもついています。
Charles L Harness [ The Paradox Men ]
1953年に刊行された「Flight into Yesterday」の加筆・改題版です。
元祖ワイドスクリーンバロックです。
一部のSFファンには伝説的な作品ですが、邦訳はされていません。
あまりにも読みたかったので、原書を購入して読んでしまいました。
一文ずつきっちり翻訳しテキストファイルに書きながら読み進めたので、僕はいつでも日本語版を再読できるぜ……フフフ……。
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名ばかりが有名な古い作品というのは、読んで見たら割と期待はずれだったということも多いです。いや期待はずれというよりも、影響を受けた後発作品を先に読んでしまうと衝撃が薄くなってしまうという感じでしょうか。
しかし本作は評判どおりの傑作で楽しめました。
ヴォクトやベスター(虎よ虎よ)の大ファンなら、原書をちまちま翻訳しながら読んでも後悔することはないでしょう。
壮大な設定のSFシリーズの一作目です。
全三作、四冊で構成されています。(本作「時間封鎖」のみ上下巻)
SFとしての設定はかなり奇抜ですが、どこにでもいそうな普通の人の視点から物語を描くことにより、一般向けの大災害小説のように読むことができるようになっています。
SFに興味あるけど、科学描写とかが難しいのはなぁ……という人におすすめ。
服が人を支配する、スペースオペラ的世界観のSF小説です。
ワイドスクリーンバロックと言われたりもしますが、これは違うだろう……。
ベイリーの作品には東洋的・日本的な要素が入ることがあり、今作では「ヤクザ坊主」がロシア人と宇宙戦争をしています。
久しぶりに再読したけど、やっぱり変な話だった……。
人類を含めたすべての動物が衰退し、植物が地球を支配している遠未来の物語です。
動物は完全に少数派に追いやられ、進化した植物に捕食される立場になっています。
さらに人間は知能さえも衰退しています。
この熱い設定……。もうこれだけで勝ったも同然ですよ。
遠未来の世界で大自然が猛威をふるうという設定の作品はいろいろとありますが、ほぼ元祖ともいえる本作でここまでやってしまったというのはすごいです。
奇怪な植物が跋扈する異形の世界を舞台に、少年少女が冒険する大傑作です。
オタクなら押さえておいて損はない一冊ですよ!
中短編五作を収めたハードSF連作集です。
ブラックホールマニアの天才科学者マッカンドルーの活躍を、友人である宇宙船船長の視点から描いた物語です。
いろいろ興味深いハードSF的アイデアが扱われているものの、物語中ではあまり詳しい説明はされません。
頭を悩まさずに読めるのはいいものの、ハードSFとしては少々寂しい気もします。
科学方面の詳細は、作者による解説に詳しく述べてあります。
毎回大ピンチに陥り、その際のキャラの掛け合いを楽しむような物語になっています。
科学知識がなくても問題なく読むことができ、「古きよきSF、80年代版」という雰囲気のため、わりと初心者向けのハードSFかもしれません。
爽やか青春推理小説の二作目です。
この人の作品で、長編がシリーズ化するのは初めてではないだろうか。
今回は田舎の旧家での連続殺人(予告)ものになっています。
いつもどおりいろいろと仕掛けはあるものの、わりとこじんまりとまとまっています。
その反面、キャラ要素というかラブコメ要素が強くなっていて、漫画気分で気楽に読めます。
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