ずいぶん前になりますが、両面スキャナのScanSnap ix500を購入しました。
個人による書籍の電子化では、現時点で一番人気の機種でしょう。
今のところ、140冊ほどスキャンが終了しています。
なかなかすばらしい性能で、大量の本に部屋を圧迫されており本の電子化に抵抗がない人には、おすすめの機械です。
本体の紹介と、裁断・スキャンのコツを書いてみます。
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本体の紹介と、裁断・スキャンのコツを書いてみます。
毎回奇想天外な大技を仕掛けてくる作家の、クローズドサークルものの推理小説です。
初期の作品に比べ、ずいぶん若者受けしそうな内容になっています。
読んでると痒くなってくるようなラブコメ感が加わっている。
正直言うとそういうのは勘弁してほしいんですが、それでこの奇才が有名になり多くの人に認められるのなら、それもいいだろう……。
表紙イラストも、「萌えラノベは卒業したぜ! これからはミステリだよミステリ」という感じの学生に受けそうな、おしゃれオタク向けっぽい感じになってます。大学を舞台にした爽やか青春ものですよ。
有名作家ですが一冊も読んだことはなく、本作も二十年くらい積みっぱなしでした。
第二次大戦、中でも「ドレスデン爆撃」を扱った時間もののSFです。
とはいえ、SF的なおもしろさは薄く、娯楽要素も薄いです。
勇ましい戦記ものではなく、皮肉やユーモアを交え戦中戦後を傍観する、一般文学作品になっています。
CDの感想に入る前に今年のメタル界で印象的だった出来事を挙げておきます。
Jackalのブライアン・リッチとHeliconのウヴェ・ヒーペンの訃報は残念でした。
特にウヴェが亡くなったというのはかなり衝撃的でした。
現役を引退しているとはいえ、音楽関係の仕事(スタジオ経営)をしていることもあり、いつかは新作出してくれるかもと期待していたのでした。
他には、ダークムーアの初来日というのがありました。
2000年代前半にメロスピファンの間でかなりの人気を誇ったバンドです。しかし一度も来日していなかったというのは驚きでした。
しかも今回の来日、かなり小さい会場で多数の日本のバンドと対バンだったのです。チケットも3500円というびっくり価格。
名古屋公演は100人いるかいないかくらいの客の入り(それでも満員)でした。
演奏自体は大変すばらしく、もっと大きい会場でたくさんの人に見てもらうべきだよなあと思いました。
プリティメイズの来日公演にも行きました。
このバンドは九十年代半ばから聴いているものの一度もライブを見ておらず、今回ようやく都合がつきました。
とりあえずケンさんの体格にショックを受けました。顎の肉が襟巻き型後付けパーツのようになっていてすごかった。
公演自体は、八十年代の華やかさを残す立派なもので、とても楽しめました。
アップテンポの曲が多めで、それ以外も「知らなくても楽しめる」感じのポップな曲になっており、そこらの若手バンドとは格が違うと思わせてくれました。
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それではCDの感想にいきます。
2013年に買ったCDで印象的だったものを挙げていきます。
2013年は、シンフォニック系の良さに目覚めた年でした。今まではけっこう敬遠してたジャンルなんだよな……。
万人向けのわかりやすいアルバムが多いので、これを参考に何か購入してみてはどうでしょうか!
ヘリコンのウヴェ・ヒーペンが2013/10/07に亡くなったそうです。
死因はわかりませんが、自宅で亡くなったとのことです。
http://www.aachen-gedenkt.de/31841079
http://www.metal-archives.com/artists/Uwe_Heepen/118336
スペインのシンフォニックメタルバンドの九作目です。
僕が持っているのは2ndと3rdのみでしたが、今になって突然来日するというので、新作を購入してみました。
2000年代初期のメロスピブームへの郷愁もあって「あのころ楽しい思い出をもらった恩返し代わりに、新作を購入しライブに行ってみよう」という感じでした。
実に十年ぶりに聴くダークムーアのアルバムです。
まあなんというか、メロスピファンを自称してるわりには、クラシカルなメロディ+ハイトーンというのはあんまり好きじゃないので、これまで敬遠していたのですね……。
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期待を越える完成度で、大満足の一作でした。
核戦争から数千年後の未来世界で、地底人に妻をさらわれた男が、テレパシーで会話できる狼とともに地底都市を探検する話です。
ダンテの「地獄篇」をベースにしているそうですが、僕は読んだことないのでどの程度の影響があるかわかりません。
テンポ良く話が進み、作中のちょっとしたキーワードや小道具類がしっかりと伏線になっていたりと、娯楽小説としての完成度は非常に高いです。
サービス満点な物語展開から、ハリウッド映画的な明るいハッピーエンドが待っているのかな、と思いきや、寂寥感の漂うしんみりとした結末になっていて驚きました。
なかなかのおすすめ作品なんですが、入手困難です。(と思ったけどamazonではけっこう安い)
ヴァン・ヴォクト1952年の作品です。
購入当時は「地味すぎてつまんねぇ……」という感想でしたが、今回の再読ではそこそこ楽しめました。
最初読んだときは、非Aとか武器店二部作みたいなのを期待してたんだな……。
かなり整合性の取れた内容になっていて「わけがわからん」という部分は少ないです。
しかし、滅茶苦茶な展開がこの作家の魅力でもあるので、小説としてまともなほど物足りなく感じてしまうのでした。
けっこう微妙な作品なのに2006年に新装版がでていて驚きました。
僕が買ったのも95年の第14刷で、当時読み終えてから「重版するほどの作品なのかな」と思ったのでした。(個人的にはヴォクトの作品を読めるだけでもすごくありがたかったんだけど)
ひそかに人気あるのかな……。
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