ブラジル出身のバンドの六枚目です。
知名度は低そうなのに、全作日本盤が出ています。
メンバーはけっこう頻繁に変わっていて、今ではヴォーカリストであるクリスチャン・パソスのソロプロジェクト的なバンドになっているようです。
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2011 年 8 月 6 日
Wizards [The Black Knight]
2011 年 4 月 30 日
DGM [FRAME]
イタリアのテクニカルパワーメタルバンドの7thです。
前作のメンバーチェンジでメインソングライターだったギタリストが脱退し、本作では看板シンガーのティッタ・タニまで脱退してしまいました。
どーすんのこれ……という感じですが、なんとタニに負けず劣らずの強力なヴォーカリスト「マーク・バジル」が加入し大復活を遂げています。
ミケーレルッピのような、アクの少ないまろやかな声質でしょうか。よく伸びるいい声です。
個人的にはタニのほうが好みなものの、これだけの後任がすぐに見つかるとは驚きです。
ちなみにバンド名のDGMというのはバンド創立メンバーの頭文字をとってつけたものだそうで、前作でのギタリストの脱退により「D」「G」「M」の全てがいなくなっています。
作曲クレジットも全てシモーネ(新ギタリスト)とバジルになっており、もはや完全に別バンドとなってます。
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2011 年 2 月 22 日
Viper [Vipera Sapiens]
来日記念として発売されたミニアルバムです。1993年発売。
新曲四曲+既作の別バージョンが収録されています。
この作品以後、メロコア風になったりメタルとは呼べない音楽性になったりと迷走したあげく、活動を休止してしまいます。
「メタルのViper」が帰ってくるのは十四年後の2007年なのでした。
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2010 年 12 月 28 日
Iron Fire [To the grave](輸入版)
デンマークのパワーメタルバンドの5thです。
3rdアルバム「Revenge」で復活してからコンスタントに新作を発表し順調に活動しています。
ただ、この5thアルバム以降日本盤が出ていません。
とにかくこのジャケットの戦士を見てくださいよ。
80年代にタイムスリップしたかのような勇壮なジャケットです。
音楽性もこのまんまで、かなり戦士度が高いです。曲のタイトルを眺めるだけで戦いたくなってくる。
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2010 年 11 月 26 日
Nostradameus [Illusion’s Parade](輸入盤)
スウェーデンのパワーメタルバンドの六作目です。2009/11/13発売。
1st〜3rd、5thは国内盤が出たものの、4thと本作は出ませんでした。
前作を聴く限りでは、あーもう次からは国内盤出そうにないなぁ……という感じで、僕も新作にはあまり期待していませんでしたが、聴いてみたら出来のよさにびっくりしました。これは国内盤を出してほしかった。
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2010 年 6 月 26 日
STS 8 MISSIONのザビエル・ドレクセラー逝去
STS 8 MISSIONのヴォーカリスト、ザビエル・ドレクセラー(Xaver Drexler)が2010/03/28に亡くなったそうです。42歳でした。
追悼サイトができています。
STS8MISSIONは1989年に結成され、1990年に1stアルバムMystery of Timeでデビューしました。このとき日本盤も出ています。
ジャーマンメタルブームとともに出てきたため和田誠氏に強烈にプッシュされていました。しかし多くの人たちが期待したであろうHelloween型のメロディックスピードメタルではありませんでした。
キーボードやクラシカルなメロディは控えめの、愁いを帯びた正統派メタルといった音楽性です。「ジャーマンメタル最後の切り札!」「ハロウィンに次ぐパワー・メタルの王者は決まった!」という煽りが泣かせます。
僕も3rd発売前くらいにこの1stを買いましたが、ガチガチのメロスピ厨だったのでガッカリしてほとんど聴かずに仕舞いこんでしまいました。僕の中で「STSは噂だけのクソバンド」という評価になりました……。
STS8MISSIONはその後二枚のアルバムを出します。
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2008 年 7 月 6 日
RAGEのライブに行った!!
RAGEのライブに行きました。大満足だったと言わねばなるまい。
ピーヴィは心なしか痩せたような気がします。気がするだけかもしれない。相変わらず腹は出てましたが、顔とか四肢が若干ほっそりしてたような。
新しいドラマーのアンドレ氏は、前任のマイクみたいに目立ってはいませんでしたが、終始ニコニコして楽しそうでした。
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2008 年 5 月 16 日
Harrow「The pylon of insanity」
マイナーメタルCD再評価の3回目は、ハロウ「ザ パイロン オブ インサニティ」です。
Vo:FraFrank van Gerwen
Gt:Harry Wijering
Gt:Erik de Boer
Dr:Ferry Bult
Ba:Freddy Meyer
オランダのパワーメタルバンドの1stです。
当時Burrn!で「強いて音楽性を表すならば泥酔状態のRAGEか」とかなんとか書いてあったので購入しました。
全体的にミドルテンポで暗い「地味なスラッシュ」という印象だったので、メロスピ厨だった僕は1~2回聴いて封印しました。あのころの僕ときたらリフ主体のヘヴィな曲はすべて「地味なスラッシュ」で片付けてたような気がします。
また、上記の紹介の仕方から三流バンドという先入観も多分にありました。
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