赤道円周12万kmの巨大惑星(地球は4万km)を舞台に、飛行機や鉄道などの乗り物を使わずに半周6万kmの旅をするという冒険小説です。
この惑星には無政府主義者達や宗教団体が集まり、各地で自治国家や部族を形成しています。
惑星には金属元素が少ないため、文明もそれほど発達していません。
部外者を嫌う集団や原始退行した部族も多いため、長距離の旅は非常に危険です。
こんな世界に不時着した主人公と一行は、惑星の反対側にある地球直轄地を目指して旅をするのでした。
しかも、一行の中には……敵のスパイが紛れ込んでいる!?