シリーズ第二作です。
Steam版Doom3 BFGエディション収録のものをプレイしました。
これは相当の傑作で、古いゲームではあるものの今やっても充分おもしろいです。
キャラが2Dなことを除けば、レトロゲーム補正抜きで楽しめます。
続編というより前作の追加エピソードという感じになっています。
新武器としてダブルバレルショットガン、敵は凶悪なのが数体追加されています。
システム的な変更はありません。
シリーズ第二作です。
Steam版Doom3 BFGエディション収録のものをプレイしました。
これは相当の傑作で、古いゲームではあるものの今やっても充分おもしろいです。
キャラが2Dなことを除けば、レトロゲーム補正抜きで楽しめます。
続編というより前作の追加エピソードという感じになっています。
新武器としてダブルバレルショットガン、敵は凶悪なのが数体追加されています。
システム的な変更はありません。
不気味な雰囲気のスリラー小説です。と思いきや終盤でドタバタコメディのような奇妙な展開になります。
大量の逆説で構成された変な話とでもいいましょうか。
主人公である「詩人」が、無政府主義者(左翼系テロリストのような感じ)の秘密組織に乗り込み、幹部である「木曜日」になりすまして組織の陰謀を暴き爆弾テロを阻止するという話です。あらすじ的にはそういう話です。
基本的にはスパイもののような雰囲気です。知恵の回る若者が闇に紛れて悪を討つノワール活劇が好きな人は楽しめるかもしれない。
「突如地球を襲った65536個の流星群」「意識の存在価値とは?」「謎の巨大構造物と最悪のファーストコンタクト」「脳を半分失った男が語る人類の最終局面」
といったものすごい宣伝文句が並ぶファーストコンタクトSFです。
随分前に書いた記事なんですが、ネガティブな感想なのでアップしてませんでした。
本作を楽しんだあとワクワクしながら感想を共有しようと思った人には、あまりこういうのは見せたくないわけですよ。
しかし刊行から随分たったのでそろそろこういう意見も出していいだろう……。
当時ネットでの感想を見たら大絶賛という感じでしたが、正直言うと僕はあまり楽しめませんでした。いや、かなりガッカリと言わねばなるまい。
材料はいいんだけど、調理がよくないという印象です。見た目は深そうだけど実は浅いという感じ。
あと情景描写がかなりいまいちで、なにがなんだかわからない場面が多々ある。
赤道円周12万kmの巨大惑星(地球は4万km)を舞台に、飛行機や鉄道などの乗り物を使わずに半周6万kmの旅をするという冒険小説です。
この惑星には無政府主義者達や宗教団体が集まり、各地で自治国家や部族を形成しています。
惑星には金属元素が少ないため、文明もそれほど発達していません。
部外者を嫌う集団や原始退行した部族も多いため、長距離の旅は非常に危険です。
こんな世界に不時着した主人公と一行は、惑星の反対側にある地球直轄地を目指して旅をするのでした。
しかも、一行の中には……敵のスパイが紛れ込んでいる!?
異郷冒険ものを得意とする作家の、ファンタジーっぽいSF作品です。
はるか未来、宇宙進出を果たした人類も文明圏が崩壊してしまい、舞台となる星では科学技術も衰退し中世的な世界になっています。
人口もそれほど多くはなく、山がちな地形の影響で勢力もなかなか広がりません。
そんな世界で、品種改良された巨大なトカゲを使って二大勢力が領土争いを繰り広げています。
最近はコミケ後の同人ゲーム戦利品配信が人気なので、配信ができない僕は感想を書くことにするのだった。
Vagues「Cambria sword」
とんでもない量の多関節キャラが出てくるシューティングゲームです。
九十年代アーケードゲーム風を狙っているとのことで、加算合成や半透明が使われていません。すごいこだわりだ。
見た目は確かに九十年代風ではありますが、プレイ感は結構独特でした。
武器の種類が大量にあり、どれも癖が強いです。
メインウェポン、バックアップウェポンそれぞれ13種類。すごい量だ。
ほとんどの武器は通常ショットの性能がイマイチなため、チャージショットを当てていくのが基本的な戦法になっています。
そしてこのチャージショットの性能がほんとに癖が強い。
移動速度が遅かったり効果が出始めるまでの間が長かったり軌道が変だったりと、確実に当てる工夫が必要です。
そしてここが本作のキモなのではあるまいか。
H.G.ウェルズ「タイムマシン」の公式続編という触れ込みで登場したハードSFです。
※誤解してる人が多いので一応書いておくと、「ハードSF」というのは重厚な設定のSFとかミリタリー感のあるSFという意味ではなく、現実の科学をベースにした(重視した)SFのことです。
例えば、軌道エレベータの出てくる作品は普通のSFで、軌道エレベータを作る作品はハードSFという感じ。
バクスターの世界観とタイムマシンの世界観はまさにぴったりという感じなので、これは期待の持てる作品です。
もともとバクスターはものすごいウェルズファンだそうで、彼の作風と合うのは当然ともいえる。
主人公はタイムマシンに出てきた「時間旅行者」で、物語はタイムマシンのラストからそのまま続きます。
バクスターの作品というと、特異な世界設定に難解な物理学用語が乱舞し、何千年何万年が一ページで過ぎ去ったりと全く初心者向けではないんですが、本作はハードSF的な難解さは控えめで、わりと普通の冒険小説っぽく読めます。
バクスター入門用に最適ではないでしょうか。
まぁ終盤は例によってめちゃくちゃになるんですが。
SFの元祖ともいえる古典小説です。
バクスターの「タイムシップ」を再読するために、前日譚となる本作も再読しました。
本作は短編集となっており、表題作は中篇で他に短編が六作収録されています。
主に「タイムマシン」の感想になります。
「タイムマシン」はかなり鬱々として重い物語です。
今読んでもさほど古臭さを感じないと思います。
暗黒スチームパンクですよ。
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