2010年に遊んだゲームの中で、特におもしろいと思った作品のリストです。
えっ!? 今2012年なのに、2010年に遊んだゲームの話?と思う方もいよう。去年アップするつもりだったけど途中まで書いて放置していたのでした。
しかしこういうのは毎年やってデータを蓄積してこそ読み物としての価値が出ると思うので、あらためて着手したというわけですよ。
2009年までは十作品選んでましたが、おもしろいゲームがいっぱいありすぎて十本では足りないので印象が強かったものを全部挙げることにしました。
各グループ内の並びは順位とは関係ありません。
おすすめゲームのリストではなく、僕が楽しめたゲームのリストです。
A 最高におもしろかった | B かなりおもしろかった | C おもしろかった |
BLACK キルゾーン MGS3 |
紅忍 THE地球防衛軍 DMC3 サイレントヒル4 |
MOH史上最大の作戦 ワンダと巨像 バーンアウトリベンジ シャドウオブローマ フリーダムファイターズ AREA51 |
グラフィック、音楽(効果音)、ゲーム性、僕にとってすべてが百点満点でした。これまで遊んだゲームの中でもベスト10に入るほどの作品です。
グラフィックの美しさは異常なほどで、PS2アクションゲームでNo1といっても過言ではありません。
銃声よりも撃ちこみの効果音を重視しているフシがあり、そのあたりも好印象でした。銃声が大きいほうがリアルなのかもしれませんが、ゲームの場合射撃の結果(成否・対象の反応)が音で返ってくるほうが達成感があると思うのです。
ネットでの感想を見ると「パッケージ裏の宣伝文句は大嘘だ、実際は遠距離からチマチマ狙撃するゲーム」みたいな意見が多いですが、ある程度慣れてくると敵に特攻して大暴れすることも可能になります。
グラフィックは綺麗なもののフレームレートが低く、またゲーム面でも集弾性の極端な悪さが気になり、初プレイの印象は悪かったです。しかしとりあえず他のキャラでもプレイしてみるかと二周三周するうちに、このゲームならではのゲーム性にはまってしまいました。
全キャラHARDをクリアし、最終的に8周以上したのだった……。
2008年にVeryEasyでクリアしたのですが、当時はステルス行動が取れずちっともおもしろくありませんでした。
出来のよさや作りこみはわかるものの、難度の高さのせいで歯が立たなかったのです。
しかしスプリンターセルやヒットマンをある程度やり込みステルスゲームの基礎をマスターできたので、再挑戦しました。
最初こそ複雑怪奇な操作系に悩まされましたが、ある程度コツをおぼえると忍者のごとく動き回ることが出来るようになり、HARDノーアラート・EXPERTノーキルノーアラートクリアができるようになりました。
これは傑作です。特攻プレイでクリアしておしまいだった人も、ぜひノーアラートクリアを目指してがんばってほしいです。
B
お色気アクションゲームかと思ったら高難度のステルスアクションゲームでした。
ところどころ作りこみの甘い部分は見られるものの、全体としてみるとかなり完成度の高い傑作です。
一部の操作性や変な仕様に目をつぶれば、ステルス系のゲームでもかなり上位ではないでしょうか。
有名会社から出ていれば続編がいくつも作られるような話題作になっていたかもしれない……。
一度NORMALでクリアしてイマイチと判断したんですが、FPSに慣れてから再プレイしました。
そしたらこれがおもしろくてたまらない。結局全難度クリアしました。
FPS・TPS入門用として挙げられることが多いものの、処理落ちがすさまじく照準操作がしにくいため、ある程度FPS・TPSに慣れた人向けの作品だと思います。
プレイすればするほど武器が増え体力が上がるので、費やした時間が無駄にならないところも良かったです。
コンボアクションに興味あるならとりあえずこれをやっておけ、というくらい手堅い作品です。
アクション好きなら初心者から上級者まで誰がやっても楽しめると思います。
世間では評判が悪いものの、ホラーゲームとしてはかなり完成度が高いです。
謎めいた設定と徐々に狂っていく世界がすばらしい。
中盤から、システムを逆手に取った危機的状況が出てくるのがよかったです。ゲームならではの恐怖演出でした。
アイテムの所持制限とゴーストさえもうちょっとなんとかなってたらなぁ。サイレントヒル2に匹敵する名作と呼ばれていたかもしれない……。
かなり難しいもののとてもよくできています。PS2FPSの草分けにして頂点とも言える作品です。
ボリュームもかなりあり、たっぷり楽しめました。
巨大ボスの表現がズバ抜けています。巨大な敵キャラと戦うゲームの中では最高峰の出来だと思います。
ボスにはさまざまな工夫が凝らされており、戦闘自体も楽しいです。
独特のデザインもすばらしい。
グラフィックは非常に綺麗なものの、そのせいでフレームレートが低下してるのは残念でした。
あと、「馬で走ってるだけでもおもしろい」との評判でしたが、全然おもしろくありませんでした……。
レースゲームはあまり好きじゃないんですがこれは楽しめました。
これまでに遊んだレースゲームの中では一番おもしろかったです。
同一進行方向の車にぶつかると弾き飛ばせるという仕様で、弾き飛ばした車で他の車を破壊することもできます。
普通のレースだけでなく、他車破壊を利用したゲームモードもあり飽きずに楽しめます。
グラフィックも異常なほど綺麗です。(上記のBLACKと同じ製作会社)
リトライに時間がかかるのだけが残念でした。
残酷な技を出して観客を沸かせてポイントを稼ぐ乱闘アクションです。観客が興奮すれば興奮するほど残虐な武器が支給され、ますます盛り上がっていきます。
コンボ・乱闘系のゲームはDMCやゴッドオブウォーみたいなのが主流ですが、派手・スタイリッシュ以外でもまだまだいろんな表現方法があるんだなと思わせてくれた作品です。
しかしステルスアクションのパートがすごくつまらない。
仲間を増やし集団で攻めていくTPSです。
こっそり敵を取り囲んで一斉に攻めるといった戦略性はあまりありません。自分は安全なところで指示しつつ正面突破していくといった感じになります。
単純な操作で大量の仲間を操ることができ、なかなかおもしろいプレイ感を味わえます。
前年にプレイしたもののこのときはFPS操作に慣れておらず、またごり押しが効きまくるゲームデザインのためおもしろさがサッパリわかりませんでした。
FPSになれてからプレイしたら、敵のアルゴリズムや操作感などの出来の良さがよくわかりました。
ごり押しの効かないHARDは特におもしろかったです。
PC版が無料公開されていますが、現在はサイトが閉鎖されています。海外の体験版頒布サイトにあるかも。
Win7 64bitには対応していないかもしれません。うちでは起動しませんでした。